仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
人は誉められ、認められることを求めています。誉められるのが苦手という方がいらっしゃいますが、実は誰よりも誉められることを求めていることがあります。
誉めるといっても色んなレベルがあります。バイオリニストの方に素人の私が「バイオリン、お上手ですね」と誉めても、相手は飛び上がるほどお喜びにはならないでしょう。それは当たり前のことだからです。さながら「あなたは日本人ですね」と言われて、驚く人がいないのと同じですよ。よく言われることですが、その人の才能を誉めるよりも、その人の努力を誉める方が、人は喜びを感じると言われます。もっと言うならば、その方の存在を誉めることです。
素人であったとしても、バイオリニストに対し、「今日の演奏、素晴らしかったです。○○さんの内側から流れ出る音色に、今日も心が感動でふるえています。ありがとうございました」と言われたら、どんな演奏家であっても喜ばれるでしょう。自分の演奏を通して、自分の存在が認められたからです。誉めることは、あくまでも手段です。誉める本当の目的は、その人の存在を喜ぶことです。存在を喜ばれたことを人は一生忘れません。