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仙台の行政書士より141020心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、仙台市太白障害者福祉センター喫茶スペース運営に係る申請書の提出に仙台市役所に行きます。
 また午後は、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。なお夕方は、異業種交流会に参加いたします。

 今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。

 教師をしていた頃の話です。クラスのA君が授業が始まっても泣いていて、机に伏せているので職員室につれて来られました。私は彼の話を聴きました。はじめは同じクラスのB君に「悪口を言われていて悔しい」と怒りをあらわにしていましたが、話を聴いていると次第に、「友達に裏切られたみたいで寂しい」と話してくれました。
 そのことを悪口を言っていたB君に伝えると、「僕もA君に無視されて寂しかったからちょっかいをかけた」と言うのです。どちらが先かわかりませんが、とにかく私は二人を呼んでそれぞれの心にある「寂しい」気持ちについて話し合いました。するとそれまで互いにムスっとしていた表情が、ゆるんで最後は心から「悪かったな」、「ごめんね」と謝りあうことができてその日は一緒に下校したいったようです。
 悪口を言う、無視するという、相手を尊重しない態度をとっていては、互いに怒りの感情が増してくるだけですが、その背後にある感情に気づいてそのことを言葉にすることで、深まりつつあった二人の溝が一気に埋められているということを目の当たりにしました。心の世界の奥深さを実感させられた出来事でした。
 感情の言語かは、自己受容が進むばかりでなく、結果として、人間関係が豊かになります。

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