仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席し、夕方は東北学院大学法学部同窓会役員会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
20代の大変優秀な青年が重いウツ病になってしまいました。キッカケは、弟さんの非行でした。心やさしいお兄さんは、弟さんの非行は自分のせいだと思ってしまったのです。
「自分は小さい頃からそれなりに優秀だったので、弟はきっと兄である自分に比べられて、劣等感を感じて育ってしまったのだ。その結果、弟が非行にまで走ってしまったのだ。だから弟の非行は自分のせいなのだ。」と思い込み、心が落ち込んでいったのです。
この論理は分からないではありませんが、論理の飛躍は否めません。もし、この論理が本当に正しければ、世界中の優秀なお兄さんを持っている弟さんは全員非行に走らなくてはならなくなります。
自分を責めて心の調子をくずしてしまう人の共通点は、目の前におこった問題を「すべて自分のせいである」と思いこむ点にあります。必要以上に自分を責めて、心が苦しくなったら「本当にそれは自分のせいなのか?」と問いかけてみましょう。悩まなくてもいいことを悩んでいたことに気がつきます。