仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日はシャロームの会のメンバー交流会で松島いやしの家で開催されます「いもに会」に参加いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
「公式を丸暗記してはいけません。大事なのは、どうしてその公式ができるのかを分かること」。今年、優れた女性科学者に贈られる猿橋賞を受賞した肥山詠美子さんのお母さんであるキヌ子さんの言葉です。
実際、小学生の詠美子さんに直方体の体積を教えるために、キヌ子さんは、さいの目に切ったジャガイモを積み上げたそうです。翌日の食卓には、さいの目のジャガイモカレーが出たとのこと。どこが分からなくて、何を知りたいのかを考える習慣を植え付け、「研究者になるための訓練になった」「母の教え方がすばらしかった」と肥山さんはおっしゃっています(「産経新聞」きょうの人)。
カウンセリングも同じであると私はつくづく感じました。カウンセリングには公式はありません。クライエントの方のお話を伺いながら「なぜ、そうお感じになるのか?」「なぜ、そうお考えになるのか?」ということを意識しつつ、感情の共感、思考の共感をできるだけしようと、日々チャレンジをしています。「だから、そう言うお気持ちなのだ」「だから、そう言うお考えになったんだ」と分かった時、真の意味で共感に一歩近づくことができたのかなと思っています。
先入観を脇に置いて、無心になって「本当のことは何か?」と突き詰めていく時、本当のことが見えてきます。