仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。また午後はメンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
「植物に優しい言葉をかけて育てたら、普通よりずっと美しい花が咲いた」という話はよく聞きますが、正確には「優しい言葉をかけながら、植物を撫でて育てる」ということが大切なようです。
実は、植物には、何かに触れると、からだの中で「エチレン」という気体が発生し、茎の伸びを止めて、茎を太くたくましくする作用があるのです。ですから、植物は撫でられると、発生したエチレンによって、太くたくましい植物になり、大きくりっぱな花を咲かせることができるというわけです。
この性質が、植物にとって最も大事な役目を果たす時があるのですが、それはどんな時だと思いますか?それは、土に埋まった種が発芽する時です。土を押しのけようと、芽が下から土を押すと、かぶさっている土が多ければ多いほど強く、“接触”を感じて、それに負けまいと、ますます強い茎になり、地上に出てこられるようになるのです。植物が生きるための見事な仕組みの一つです。
小さな植物でも、こんなすごい力が与えられているのであれば、まして私たち一人一人はそれ以上の存在のはずです。私たちも試練や困難という覆いかぶさる土にもめげず、やがて咲く花を夢見ながら、わたしという人生の茎を太くしていきたいものです。