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仙台の行政書士より140917心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてから、スタッフのリーダー会議に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「金藤さん。『愛にあって真理を語る。』と新約聖書に書いてありますけど、具体的にどうすればいいんですか?」とあるご婦人から質問を頂きました。
 そこで、「物事を相手に伝える時は、『相手の立場に立って申し上げましょう』という意味だと私は思います。」と答えました。するとそのご婦人は一言、「金藤さんの言っていることはよく分かります。でも相手の立場に本当に立ったら、私は何も言ことができなくなります」とおっしゃいました。私はその言葉に思わず唸ってしまいました。確かに相手の立場に本当に立ちきったら、何も言えなくなります。「愛する能力とは、想像力を使うことである」という名言があります。「相手の立場に立とうと想像力を使うことこそ、愛である。」という意味ですが、私はこのご婦人から究極の「愛する能力」を強く感じさせて頂きました。
 「こちらが何も言えなくなるほどまでに、相手の立場に立つ」、「こちらが何も言えなくなるほどまでに、想像力を使う」。これこそ究極の「愛する能力」です。その人を目の前にして「何も言えなくなる」という状況にあなたも遭遇する時があるかもしれません。それは、あなたが目の前の人を深く愛している動かぬ証拠です。何も言えないからこそ、伝わる愛の世界があるのです。「人は他人のために存在する。何よりもまず、その人の笑顔や喜びがそのまま自分の幸せである人たちのために。そして、共感という絆で結ばれている無数にいる見知らぬ人たちのために。」(アインシュタイン)

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