仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は仙台純福音教会で開催されます。「霊性セミナー」に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
引きこもりの子や不登校の子がなぜ外に出られないのか?その原因は、高く上がりすぎた「社会のハードル」だと私は思っています。
「世の中は甘くない」「現実は厳しい」「お前そんなんでどうする。他の人々はもっと努力しているんだぞ!」という大人たちが発したメッセージが、それをそのまま受け取た若者たちにとって、高い「社会のハードル」になります。そして、ハードルから生まれる大きなプレッシャーが、若者たちにのしかかります。その結果、自分が「スーパーマンなみの実力をつけていないと、世の中には出ていくことができない。」という思いこみを生み、外に出ることができなくなるのです。
「高く上がりすぎた心理的な社会のハードルをいかに下げていくか」。これは本人はもちろんですが、周りの人々も配慮する必要があると私は思います。「現実は結構甘い」「社会は意外温かい」「こんなお父さんでも、何とか社会で生きていけるのだから、お前だったら大丈夫!楽勝だ」。そんな脱力系の言葉がけが、本人の中で高くなりすぎた「社会のハードル」を徐々に下げていきます。
「やる気の最大の敵は、プレッシャーである。」と認知療法では言いますが、「社会のハードル」が下がれば、無理に本人を外に連れ出さなくても、若者たちは一人で外に出ていくことになります。「社会のハードル」、最近私が気になるキーワードです。