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仙台の行政書士より140828心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、宮城野区役所にて行政書士無料相談を担当いたします。なお夕方は、シャロームの会の理事会に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 その家の食卓というのは、その家族の実体を象徴的に表していると私は思います。食卓で家族みんなが気の置けない話が出来る。リラックスして食事を楽しめる。そういう食卓であるということは、その家族が家族として健全に機能しているという証といっても良いでしょう。
 逆に、子どもさんが家族と一緒に食事をしなくなる。自分の部屋でコンビニ弁当を一人で食べ始めるということは、食卓で親御さんが、子どもさんに深刻な話をしているからかもしれません。「あなた、ちゃんと勉強しているの!」「あなた、将来のことどう考えているの!」と特に思春期の子どもさんに食卓で話をするのは考えものです。思春期の子どもさんは、親御さんと心理的に距離を取り出す時期なのです。
 「食事の時ぐらいしか、子どもと話す時間がない!」という親御さんのお気持ちは分かりますが、その結果、「親と一緒に食事をすると傷つく。一人で食べる方がいい」と子どもさんは感じてしまって、ますます親子間の心理的な溝が深まることになるのです。食事の時は、深刻な話しはしないで、たわいもない雑談ができるようにすることが大切です。
 食卓には心のこもった食材だけでなく、心がなごむ話材も必要です。食卓がほのぼのしだすと、その家族全体がほのぼのしだします。食卓の温度は、その家族の温度だと私は思っています。「平穏であって、ひとかたまりのかわいたパンのあるのは、争いがあって、食物の豊かな家にまさる」。(旧約聖書:箴言)

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