仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は仙台市で開催されます「BCP(事業継続計画)研修」及び「障害者虐待防止に係る研修」に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
先生が小学生の子たちに尋ねました。「十人のお友達がいます。イスは七個です。何人座れないでしょう?」。算数で考えると、「三人です」という答えが生まれます。確かに、子どもたちは、いっせいに「三に~ん!」と答えました。
ところが先生は、「じゃー実際にやってみよう。何人座れるか座ってみたら分かるよ!」と言いました。子どもたちは七個のイスを並べて座り出しました。すると、何人かの子どもたちが言いました。「先生、先生!みんな座れたよ。まだ余るよ。あと二人くらいは十分座れるよ!」。
頭で考える世界から、体験で考える世界へ、さらには心で考える世界へと、この先生は、子どもたちを教育なさったことに私は感動しました。「雪が溶けたら、春になる」は、理科のテストであれば間違いですが、雪国に住む人々にとっては、誰もが共感する名答です。
頭で考えるだけでなく、心でも考えましょう。そんなあなたの習慣が、あなたならではの温もりとなって人々の心に愛を届けます。