仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と燦の会(親の会)に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「スープの香りをかぎたければ、スープに鼻を突っ込んではならない」という格言があります。確かにいくらそのスープが好きだからと言って、スープに鼻を突っ込んでは、香りを楽しむことはできません。かと言って、100メートルも離れたところでは、香りをかぐことはできません。スープの香りを楽しむためには、ほどよい距離感が必要です。
このスープの格言は、人間関係の極意を見事に言い表しているように思えます。人間関係を楽しむためにも、ほどよい距離感が必要です。いくらその人が好きだからと言って、スープに鼻を突っ込むような関係を続ければ、共依存、恋愛依存などの、もたれ合いの人間関係を生み出し、結果的には共倒れになってしまいます。かといって、100メートルも離れたところにあるスープの香りを楽しむことはできないように、人間関係があまりにも希薄すぎると、人間関係そのものが成立しません。
ポイントはスープの香りです。スープに鼻を突っ込んでも、スープから離れすぎていても、スープの香りを楽しめません。同じように人間関係が楽しめなくなってきたら、逆に希薄になりすぎてきているかのどちらかになってきていると考えていいでしょう。ほどよい距離間隔を身につけることこそ、人間関係を楽しむ極意です。