仙台の行政書士より140821心のメッセージ

　本日は仙台市の障害福祉サービス事業所等実地指導に終日立ち会いをいたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　お客様から「あなたの会社はどんな会社ですか？」と聞かれた社長さんが、自分の会社の歴史に始まり、理念や将来のビジョンまでとうとう語りました。お客様が帰ってしばらくした後に「しまった！惜しいことをしてしまった！」とその社長は気づきました。もし、あなたがこの社長さんでしたら、どんなことに気づかれたでしょうか？
　その社長さんｊの気づきはこうでした。「お客様から質問された時、私は『お客様から見て、我が社はどうご覧になられますか？』と聞くべきだった！」。こう気づかれた社長さんの感性に私は感動しました。
　カウンセリングでも質問されたら、「あなたはどう思われますか？」とクライエントの方にまず一度は伺うことが基本の一つです。多くのクライエントさんが、こちらが想像もしなかったような、すばらしい答えを言われることについても驚きます。つくづく「答えは、すでにクライエントの方が持っておられる」というカウンセリングの鉄則に立ち返らされます。
　答えを言う前に、逆に質問することは相手を活かすコミュニケーションを生み出します。