仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーの全体会と相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「金藤先生、A案にしようかB案にしようか、迷っているんです。どうしたらいでしょうか?」と質問されることがあります。カウンセリングの基本は、「クライエントさんが自分で答えを生み出すもの」です。
そこで、私はこう切り出します。「それでは、A案を選んだ際のメリットとデメリットをおっしゃって下さい」。そして、言われたことをホワイトボードに書かせていただきます。これはクライエントさんが、自分の問題を外在化し、客観視することに大変役に立ちます。
そして、共にA案B案のそれぞれのメリット・デメリットを丁寧に考えていくと、クライエントさん自身が、自分にとって一番メリットのあるものは何であるかを見出して、ベストな答えを選択されます。最後は、きまって「金藤さんに相談するまでもなかったことでしたね。こんなことで時間を取らせてしまいました。すみませんでした。」と言われます。
つくづく感じるのは、すでにクライエントさんは答えを持っておられるということです。とりあえず自分の内側にある様々な思いや考えを、カウンセラーという風呂敷に並べて見てみると、うすうす分かっている自分のベストアンサーがハッキリ見てくるのです。選択に迷ったら、メリット・デメリット法を使って、紙に書いてみましょう。答えは自ずと浮かび上がります。