仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と風俗営業許可申請それぞれのご相談をお受けするとともに、永住許可申請のため仙台入国管理局に行きます。なお午後は、仙台弁護士会での会合に出席いたします。
今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。
私は「見栄っ張り」なところがあります。いつも心のどこかで人から良く思われたいという気持ちがあります。
ある時テレビに出ていたコメンテーターが、外国人の作家の名前を挙げて話をしているのを見て、「なんかかっこいいぞ!」と私は思いました。そのとき、私の中の“見栄っ張り”な自分がささやきました。「有名な作家の本を読んでおけば、なんかの話題の時に『あー、その人の本読んだことあるよ』とちょっと自慢気に言えるぞ!」。
それから、私は外国の作家の作品を読み始めました。よく分からない作品もありましたが、とにかく最後まで読むということを貫きました。そうやって読み終えた本を並べて「結構読んだな」と自画自賛。初めは、「自慢気に話したい」という見栄から始めた事ですが、この“見栄っ張り”のお陰で私は教養の幅を少し広げる事ができたのです。
この「見栄っ張り」は今でも、「人からよく見られよう」と私にあれこれ課題を出してきます。そう、この「見栄っ張り」な自分の正体は、私に努力を強いる“向上心”だったのです。
自分の欠点を攻めるのではなく、そのお陰で得た事やできるようになった事を考えると、自然と自分の性格をリフレーミングすることができました。短所は“隠された長所”ということを改めて実感しました。