仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の会員交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
常に自分が勝っていないと気がすまない人がいます。その人達が生み出すコミュニケーションをコントロールゲーム(パワーゲーム)と言います。自分のパワーで相手より優位に立とうと、無意識の内にしてしまうのです。
だれもコントロールされた人はいません。不毛なコントロールゲームを繰り広げる人から、人々は自然と離れていきます。もしくは、イエスマンの人だけが残ります。しかし、そのイエスマンさえも、許容範囲を超えると手のひらを返したように去っていきます。
勝ち負けにこだわる人をよく観察していくと、いい知れない存在不安を抱えている方が少なくありません。その存在不安をかき消すために、強く出て相手の上に立ち、コントロールしようとするのです。精神分析で言えば反動形成。「弱い犬ほどよく吠える。」と言うことになります。
「力で人を管理することをきらめた時、人に影響力のある人間として迎えられるのです。・・人々を自分の支配下に置かないから、ほめられ、愛され、そして尊敬されるのです。」と精神科医のデイビット・ハーンズは言いましたが、相手をコントロールしなくても、コミュニケーションはうまく行きます。実は、コントロールしない方がうまくいくのです。
コントロールからコラボレーションへ、自発的に互いに協力し合えるコミュニケーションこそ、これからを生きる私たちが育むべき人間関係のある方だと思います。