仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、メンバーのスポーツ交流会に参加いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
「五体不満足」を書かれた乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さん。彼が、介助員をつけるという条件付きで、杉並区の小学校の教員として採用された時のこと。他の先生と同じようにできないことが多い自分であることで、子ども達にたいして負い目を感じていたことがありました。
しかし、給食の時に出てくる牛乳瓶のフタを近くの子どもが何も言わず開けてくれるようになったり、漢字ドリルの丸付けも、いつのまにか子どもたちが来て、ドリルを押さえたり、ページをめくってくれるようになったり、困っている人がいれば自然に手を貸す、それが当たり前という雰囲気がクラス全体に自然とできていったそうです。
こんな自分は、教師になどなるべきではなかったかもしれないと考えた時もありましたが、子ども達なるに感じてくれたこと、学んでくれたことがあったのだと乙武さんは、述べています。
私たち一人一人も、自分としては不十分だったとしても、だれ一人としてかけがえのない、必要とされている存在なのです。そして、その自分の弱さにこそ、神様の不思議な恵みが豊かに現れるのです。
「体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。」(新約聖書)