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仙台の行政書士より7.14心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、西村繁夫先生の言葉のご紹介です。

 進化論というと、私たちは、普通、ダーウィンを思い出します。そして「生存競争」「適者生存」などの言葉が浮かんでくるでしょう。しかし最近の進化論は、少し変わってきていて、新しい考え方が加わっています。それは「共進化」という概念です。生命誌研究者の中村桂子さんによれば、生物は、弱肉強食の競争の世界だけでなく、、互いに助け合って(役立ちあって)生きてきたというのです。そして、そのような能力を進化させてきたというのです。これを中村さんは「共進化」と呼んでいます。
 人間も同様で、環境や他の生物との「共生」を通じて進化してきました。例えば、私たちの体内には腸内細菌がいます。人間はこの細菌と協力して生きています。犬は人間と仲良くするように進化することによって生きてきました。そして人間同士も競争し合うだけでなく、お互いに助け合いながら生きてきました。相手への思いやり、豊かな愛を育むことによって進化してきました。
 このように、進化論は、「共生」「共進化」という人間本来の姿を含む形で発展しています。自分のためだけでなく相手のために生きるという姿勢こそが、人間を人間らしくしているのでしょう。人間は本来そのような存在です。中村桂子さんの考え方には私は大変暖かさを感じました。

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