仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。なお、夕方はNPO法人おりづるの理事会に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
イタリアでは、インターンシップ制度が社会の中で確立しているため、5年大学で学んだ後、卒業してから2年間くらいは無休で働きます。その後仕事を見つけて就職しても、もらう給料は手取り7万円だそうです。
そんな中でも、女の子たちは、その給料を一生懸命に貯めて、毛皮のロングコートを買うのだとか。仕立てを変えるたびに、ちょっとずつ短くすれば、お婆ちゃんになるまで一生着られるからだそうです。日本の着物と同じ考え方ですね。
皆、先のことを考えて買っているのです。使えるお金は決して多くはないけれども、いいものを長く着たいという人たちのために、お店は商品を作り、お客が商品を育てるといういい意味での循環があり、その中で、いわゆるブランド品が生まれてきたのです。本場イタリアの人たちは、極端な話、見た目は重要ではなく、馴染みの店で、顔見知りの店員に良きものを勧めてもらい、本物を手に入れるというプロセスを含めた満足感を大切にしているのです。
このことは、私たち自身にも言えることではないでしょうか?あなたは、世界でたった一人しかいないブランドです。世界で織りなす様々なプロセスの中で、「あなた」というブランドが育まれます。“本物志向の自分づくり”に励みましょう。