仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、メンバーのスポーツ交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある女性からご相談を受けました。「私は、姪っ子が“かわいそう”で、誕生日には、必ずプレゼントをするんですが、本人はなぜか『いらない、いらない。』って言って、受け取らないんです。なぜでしょう？」。
そこで、私はロールプレイをしてみました。私がその女性（おばさん役）をし、その女性には姪御さん役をやっていただきました。私が少しオーバーに「あなた、かわいそうね～。プレゼントもらってくれる？」と言うと、彼女はニコッと笑って「うれしい。おばちゃん、ありがとう。」とおっしゃいました。
その答えに、私は内心驚きながら、こう言いました。「大変申し訳ないですけれど、“かわいそう”なのは、本当はあなたです。おそらくあなたは、その姪御さんに、かつての自分自身を投影しているのだと思います。簡単に言えば、大人になったあなたが、“かつての子どもの自分”にプレゼントをしているみたいなもの。姪御さんにしてみれば、あなたの自己満足に付き合わされていることになりますから、そりゃ～『いらない、いらない。』って言うと思いますよ。」
すると、その方はハッとして「そうか、私勝手に“かいそう”がられたら、姪っ子だって迷惑ですよね。あ、今思い出したんですけど、その姪っ子は、他の大人たちからのプレゼントは喜んでもらっているって、誰かが言っていました。そうか、他の人は、姪っ子が“かわいそう”だからでなく、“可愛い”からプレゼントをしているんですね。姪っ子には、それが分かるんですね。」とおっしゃいました。教えられますね。
