仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、メンバーのケア会議と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、産業廃棄物処理業許可申請と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
私たちは時折「あの人は、〇〇だ。」と决めつけることがあります。これを心理学の言葉でレッテル貼りと言います。この弱点は、一旦そうと决めつけてしまうと、そのレッテル越しにしかその人を見ることができなくなってしまうことです。
「あの人は、ズルイ人だ」とレッテルを貼ると、その人の言動すべてが、ズルく見えてしまいます。仮に、その人がズルくない行動をしたとしても、「ズルイ」というレッテルに合わないので、その行動は無視されることになります。また貼られた方も、その「ズルイ」というレッテルに合わせるようになり、ますますズルくなってしまうという現象も起こります。
このレッテル貼りの危険を防ぐために、「あの人には〇〇の面がある。」と言いかえるのはいかがでしょうか?「あの人には、ズルイ面がある。」そう言った時点で、その人に別の面もあることに意識が行きます。さらには、ズルイというマイナス
表現を「あの人は、効率的に考える面がある。」とプラスに変換するとさらにベストです。相手を多面的に、且つ肯定的に見る視点があなたの内に養われます。