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仙台の行政書士より5.10心のメッセージ

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 本日は、シャロームの会松島いやしの家でメンバーと会員の交流会に参加いたします。

 今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。

 一般的にアリは働き者の代名詞と見なされています。しかし、巣の中にいる働きアリのなんと7割は、「働かないアリ」であることが実証されました。しかも、アリの種類を問わず同様の結果が見られたのです。
 厳密に言いますと、これは「働くアリ」と「働かないアリ」との間に、「反応閾値」と呼ばれる仕事に対する反応レベルに差があることから生じる現象です。反応閾値が低いアリは、小さな刺激でもすぐに仕事にかかれますが、反応閾値が高いアリは、じっとしているというのです。実は、この仕事に対する差があることアリのコロニー(集団)の存在に非常に重要な役目を果たしているというのです。
 働かないアリというのは、野球で例えるなら、言わばリリーフ要員で、他のメンバーが疲れて動けなくなった時にはヘルプに入り、アリの組織の危機を救うと考えられています。刻々と変わる状況に対応して組織を動かすためには、様々な状況に対応可能な、一種の「余力」が必要になります。その余力として存在するのが、「働かないアリ」なのです。
 どんなアリにも、その存在意義があるように、私たち一人一人も、世界に一人しかいない、かけがえのない大切な存在なのです。

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