仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と心の障がい者の就労支援セミナーに出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
アフリカ支援をしていた方から伺ったお話です。日本人の想像を超える紛争の傷跡と貧しさ、さらには疫病などの過酷な状況の中にあっても、アフリカの人々はき然と生きています。むしろ、日本のボランティアの人のほうが、言葉や文化の違いや、余りにも過酷な現実を前にして、何度も途方に暮れ、落ち込んでしまうというのです。
そんな落ち込んでいる日本人ボランティアに、アフリカの人が、何の屈託もなくこう言ったそうです。「あんまり悩まない方がいいよ~。日本だと涼しいから、悩んでも大丈夫だと思うけど、アフリカは熱いし病気がいっぱいあるから、悩むと免疫力が落ちて、病気になって死んじゃうよ~。」彼らが明るく、いつも楽天的なのは、自分の「いのち」がかかっているからなのだと痛感したとその方がおっしゃっていました。
確かに、日本に住む私たちは、悩んだからと言って即「いのち」に関わることはありません。しかし、国が違うと即「いのち」にかかわるのかと私も驚きました。過酷な状況で生きるアフリカの人々にとって、楽天的に明るく生きることは、実は今を生き抜く切実な方法だったのです。
よく考えてみれば、それは日本に住む私たちにとっても同じ事だと思います。前向きに楽天的に生きることは、決して脳天気なことではなく、実は私たちの「いのち」を守り、今を生き抜く大切な方法なのです。