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仙台の行政書士より5.1心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、永住許可申請のご相談をお受けして、午後はメンバーの就職面接会に同行いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 石田ゆり子さんの書かれた本、「はなちゃんの夏休み」にこんな一文が載っています。『「大人になるってどんなこと?」とばぁやに聞いたら、「ごきげんでいることだよ」と言いました。』
 私は思わずうなってしまいました。大人の条件とは、自分の機嫌を自分で取れることなのだと思ったからです。この言葉を使って考えると、自分で自分の機嫌を取れる人は大人。逆に自分の機嫌を人に取らせようろするのが子どもと言うことになります。自分の機嫌は、自分持ちなのです。
 私の好きな認知療法という心理療法では、「機嫌が悪いということは、頭の使い方が悪いと言うことである」とはっきり言っています。確かに、いつも機嫌が悪い人というのは、悲観的に物事を捉え、いつも機嫌がいい人というのは、機嫌がよくなるような捉え方・考え方をしています。
 機嫌が悪くなったら、「今、どのように考えたから、機嫌が悪くなったのだろう?」と考えてみましょう。あなたを不機嫌にさせている考えが必ずあります。どの心理療法でも、その考えを紙にかき出すことを勧めています。紙面に書き出したその否定的な考えを疑えるようになるに従って、あなたの機嫌はどんどん良くなります。



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