仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と行政書士会宮城野支部の定期総会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
小さな二人のお子さんの子育てに追われているある御夫婦のお話です。ある時奥様がご主人に「お皿洗い手伝って!」と言いました。御主人はパソコンを打っていた最中だったので、正直ムカッとしたそうですが、クリスチャンである手前、その怒りをこらえながら、手伝いました。しばらくして、今度は「子どもをお風呂に入れて!」と奥様に言われました。またムカッときたものの、何とか堪えて子どもさんを入浴させました。そして、やれやれと思いきや、今度は「子ども部屋を片付けて!」と奥様に言われました。さすがに、この時ばかりは「俺は忙しいんだ!」と強く言ってしまいました。すると、奥様は「あ~、そう。だったら大丈夫だよ。」と普通の声が返ってきたそうです。
御主人はハッとしました。怒っていたのは自分だけだったのです。「妻の大変さが分かっていてもやりたくない。自分のことをやりたい。指図されたくない。指図をするのは私だ!そういう自分がいることに気がつきました。そして、そのことを察してくれない妻に私はいらだっていたんですね。最初から、『今は忙しから、〇分後でいいかい?』と言えばよかったんですね。」とおっしゃいました。私も同じだと心に響きました。「いらだたないで伝える」ことを心がけると、自分の自己表現力が育ちます。