仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けして、メンバーのケア会議に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
相手の顔色や様子から気持ちを察して、相手が居心地のいいように配慮できる人を「空気の読める人」と言うのでしょうか?
空気を読む人は、人間関係能力が高い人々です。しかし、その反面、自分の本当の気持ちは分からなくなるというジレンマに駆られていることがあります。
本当はイライラして腹を立てていながら、怒ってはならないと必死で我慢している自分。怒ってしまったら、温厚な人、いい人という自分の仮面がはがれるのを恐れて、必死で我慢する。こんな本音と建前のせめぎ合いで、日常的に苦しんでいる日本人は多くいます、この本音・建前のせめぎ合いを二重メッセージと言います。
遅く飲んで帰宅した夫に、奥様の本音は、「毎日飲んでばかり、頭にくる!」なのに、建前は「大丈夫?何かあったの?」と良い妻を演じようとする。本音と建前がまったく違う事を言っているので二重のメッセージと言います。
この二重のメッセージ、本音と建前の間にその奥様の本当の気持ちが隠されています。それは、「この生活がいつまでも続くと思うと、不安でたまらない。」だったりします。本音のメッセージを知って、自分を表現するチャレンジが、私たちの心を育てます。