仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と風俗営業許可申請ぞれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
商いをする人は商人道を生きますが、その道を外れると、営業停止や取引停止になります。車を運転していて道路から外れると、事故につながります。道には規制があって、それを守ることが条となります。
では、カウンセリングにおける道とは何でしょうか。トータル・カウンセリング・スクールでは、「受容に始まり、受容に終わる」と言っても過言ではないほど、相手の存在をあるがまま、徹底的に、無条件で、受容することが大切な道です。「ありのままを受け入れられたら、人は墜落しないか、放縦に走らないか」と質問を受けますが、たしかに受容が、表面的なテクニックであったり、作為的であれば取り引きとなり、受容本来の真価を発揮しないでしょう。しかし、どのような人でも、存在を丸ごと受け入れられると、その愛に自ずと反応します。八木重吉の詩に、
「この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに堪えかねて
琴はしずかに鳴りいだすだろう」
とあるように、必ず、〈ねばならぬ〉ではなく、〈そうしたくてたまらない〉世界へと導かれます。