仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けし、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
失敗恐怖症の人は、物事を完璧にやろうと気負いしすぎて、緊張し、何もしていないのにエネルギーが消耗していくという悪循環にはまっています。さらに本人は、ちょっとした失敗でもとんでもない大失敗をしてしまったように思いパニックに陥ります。すると次にやることなすことすべてが、慌ててしまうので、ドンドン失敗が重なり本当に大失敗を招いてしまうことになります。ある心理学者は、「失敗を恐れる人は失敗を招くし、失敗を恐れない人は成功を招くという不思議なことが心理的にはある」と言っています。
そこで私がお勧めする失敗恐怖症克服方の一つが、「あえて小さな失敗をする」です。小さな失敗をしたら、心の中で「あぁ、やっと失敗できた。失敗できた私は百点満点」と言うのです。失敗恐怖症の人にとって、失敗が敵ではありません。失敗を許さない自分が敵なのです。だから、失敗をする度に「あぁ、また失敗できた。前の失敗より少し今回の失敗の方がセンスがいいな」と、自分をほめてあげることです。結果、冷静に失敗に対応することができ、大失敗に至らないことになります。また「失敗しても自分は大丈夫なんだ」と体験的に分かり、少々の失敗にめげなくなります。
失敗が怖くて動けなくなったら、あえて小さな失敗をしてみる。そのはじめの一歩が好循環を生み出し、失敗恐怖症から自分を解放してくれます。