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仙台の行政書士より2.22心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。

 今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。

 ここ米沢では、雪がとけて春になると、山菜のシーズンがやってきます。ふきのとう、たらの芽、うど、こしあぶらなど、一番地面に近い緑のものが芽を出し始めます。それから、たんぽぽ、チューリップ、水仙と春の花々がいっせいに咲き、その後田植えの時期がやってきます。そして、最後に地面から遠い木々たちが、新緑の芽を出し、フサフサとしげり始めます。
 一番高いところの木々が、雪がとけて新緑をつけモコモコとしげると山菜や畑に、太陽の日があたらなくなってしまいます。ですから、木々がしげりはじめる頃、山菜、花々は終わりを遂げます。弱いものをいたわる自然の摂理を思わされ、胸が熱くなりました。
 目には見えなくても、神様の愛が、同じように私たち人間にも注がれているのでしょう。私たちは愛されていて見守られているのです。ですから、高見順氏の詩のごとく前進してゆきたいものです。
『われは草なり、伸びんとす。伸びられる時伸びんとす。伸びられぬ日は、伸びぬなり。伸びられる日は、伸びるなり。われは草なり、緑なり。前進すべて、緑なり。毎年変わらず、緑なり。緑のおのれにあきぬなり。われは草なり、緑なり。緑の深さを、願うなり。ああ、生きる日の美しき。ああ、生きる日の楽しさよ。われは草なり、伸びんとす。草のいのちを生きんとす』。

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