仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は昨日に引き続き、宮城県障がい者相談支援従事者研修会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
曹洞宗開祖道元は弟子に「仏性を持っている人間に、どうして努力する人としない人がいるのですか?」と聞かれ、次のように答えました。「努力する人間には志がある。しない人間には志がない。その差である」と。
では「志とは一体何ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えられますか?
志とは強力な理念があることです。たとえば、商売をする時、「なぜ?」と聞かれ、「儲けて自分が得をしたい」という考えをお持ちの方がおられます。しかしさらにその考えを深めて、「お客様に喜んでいただく」という理念の方がより確かで強力です。お客様に喜んでいただいた結果が、真の利益です。理念が強力であればあるほど、あなたの努力の結果は自ずと豊かなものになります。
また、志は目的がはっきりしていることです。志の強さは、「何のために」という目的の明快さに正比例するからです。そして志は、その目的に具体的な目標があり、短期、中期、長期目標に伴う計画が必要です。そしてその実践こそ、志の骨格をなすものです。
あなたの志は何ですか?強い理念とはっきりした目的を持ちましょう。あなたの努力が豊かな実を結ぶことに直結します。