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仙台の行政書士より2.4心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、宮城県よりシャロームの会のオリーブの樹に委託業務の件で調査に来会されますので、立会いに同行いたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 人は必ず年をとり、病気になることもあります。『生きがい療法』からの3つの姿勢は、そのような私たちに大きな生きるヒントをもたらします。
1、ただ生きようと思うのでなく、自分が自分の主治医になったつもりで病気をしっかりとらえ、前向きな姿勢で生きること。
2、今日一日の生きる具体的な目標を自覚し、全力投球すること。
3、人のためになることをするこそ。
 特に3番目を心にとめたいものです。自分に試練が降りかかると、人は、自己中心になりがちです。しかし、そのような時にこそ、自分のためにではなく「他者のために」と生きることが肉体的にも精神的にも、新たな活力を得る秘訣のようです。
 生きがい療法の第一人者伊丹仁郎先生は、こんな事を言っておられます。
『モンブランに登山した7人のがん闘病者(Cancer survivor)のうち、すでに進行ガンであった2人は、登山後2年数ヶ月で永眠されました。しかし、この2人は登山直後より仕事に復帰し、また、望まれれば各地で闘病体験談を講演するなど、死の直前まで社会に貢献する活動に取り組んでいました。他の5名は10年後の現在も元気に仕事や趣味、スポーツに取り組んでいます。それぞれの人が、モンブラン登山を経験したことによって、その後の生きる意欲、生生き甲斐が大幅に高くなったと語っています。』

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