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仙台の行政書士より1.31心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のメンバー全体会に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「気分が悪いということは、物事を気分が悪くなるように考えているからである」。これは、大変効果をあげている論理療法や認知療法といった心理療法の大前提です。気分が悪いとき、私たちはすぐに気分転換をしたりしがちですが、実は根本的な解決になりません。
 例えば、友人と久しぶりに会食をしたいと思い、連絡をすると、その友人は先約があり断られてしまいました。ここで気分が悪くなったとします。そこで何も考えず、「じゃぁ、別の友人と食べるか」と早速電話をしました。しかし、これは気分に振り回されているだけで、自分としては、本当は気分が悪いままですし、また代わりに誘われた友人からすれば失礼な話です。
 大切なのは、気分を変えるためには、その背後にある自分の考え方を自覚することです。もしかして、気分を悪くさせた自分の中の「今、そこにある考え」は、「本当は、友人に先約があったのではなく、私のことが嫌いで体よく断られたのだ」という思い込みが一瞬心によぎったかもしれません。また「かれは親友なのだから、先約をキャンセルしてでも私に合わせるべきだ」という考えが潜んでいるかもしれません。そこで「これは、私の思い込みかもしれない」と自分を客観視できたらしめたものです。
 気分が悪くなったら、「今、そこにある考えは何?」と自分の考え方の癖を自覚しているだけでも、気分に振り回されない自分自身を育てることにつながります。


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