仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、国籍帰化許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。なお夕方は福祉就労事業所研修会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
命の特質には、主体性というものがあると私は思っています。それは、「周りの人から全く指示をされないで成長していきたい」という思いです。
ところが、小さい頃から、大なり小なり、親側のこうなってほしいという思い入れや過度な期待が、降り注がれて、場合によっては、徹底的に主体性が潰され、阻害されていることがあります。そのような中をくぐって大人になった人には、思いがけず、抑圧された感情が、爆発することがあります。これはある意味自然なことかもしれません。阻害された主体性を取りもどそうとする反発、反抗、抵抗は、その人にとってはどうしても必要なことで、そうしてしまう自分を責めることはないのです。
しかし、遅ればせながら、主体性を確立しようとする時、時として、「自分勝手だね」「強情だね」「言うことを聞かないね」とか身近な人から言われるかもしれません。周りの人は、おのおの自分自身の生き方があります。
そう言ってくださる相手を尊重しつつも、あなたは、自分の道を選択していいのです。たとえ小さくても、弱くても自らの心に「今、どう思っているの?」「本当はどうしたいの?」と問いかけながら、自分の主体性を育てていきましょう。ついプレッシャーのかかる出来事などに遭遇すると、自分の主体性を無視してしまうことがありますが、そういう時こそ、自分の命の特質に向き合っていきたいものです。