仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会でメンバーのケア会議への出席と、就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、西村繁夫先生の言葉のご紹介です。
もう大分前の新聞であるが、現在の若者の約半数が、「恋愛しない・できない」という記事があった。その理由は色々指摘されていたが、その中で私が最も気になったことは、相手が求めていることを「考えるのが面倒」ということだった。だから恋愛も「したくない」と言う。そして適当に仕事をし、余暇には自分だけの趣味を楽しんで過ごすことになる。
しかし思い出してみると、私自身、中学生になって以降はしょっちゅう、誰かを好きになって、時には恋文を書いたり、直接告白することもあった。確かにそれはエネルギーが要ることであり、しんどかったが、「面倒」とは思わなかった。そのような中で、私は、内心、好きな女性に認められるためには、自分自身が人間的に成長しなければダメだと思っていた。そして、自分に自身が持てないこともあって、人生について一生懸命勉強し、一生懸命考えた。
現在の私たちは、職さえ選ばなければ、全く食べていけないという状況はない。私の若いときに比べて、最低限は経済的に困らないので、あまり物を深く考えなくてもよい状況にあるのだろう。
しかし、私は、やはりしっかり考えて、実行してみて、ある時には失敗し、傷つくことも必要なのだと思う。そしてそのために、忍耐と訓練する力を養い、新たな希望を持って何度もそこから立ち上がることが大切だと思う。それが私たちに本当の希望と喜びを与えるのではないだろうか。