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仙台の行政書士より1.9心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、国際結婚のご相談をお受けいたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。


 幻冬舎の代表取締役社長・見城徹さんは、かつて作家の方々に原稿を依頼するために、その作家の著作を一つ一つ丁寧に読み、感想を記して手紙を送り続けました。
 相手は作家ですから、通り一遍の感想やまた、批判的な内容を書くこともはばかられるので、手紙を一通送るのにも非常に時間がかかったそうです。ある作家とのやりとりでは、17通目に返事をもらい、25通目の手紙で面会をすることができたそうです。
 何が、作家の心に響いたのでしょうか?それは送り続けた手紙に込められた彼の熱意です。そして何より、その手紙の背後にある「相手を思う心」です。「相手を思う心」とは、相手に関心を持つことです。その心は、必ず相手の心に響き、よきコミュニケーションを築いていきます。
 私たちは、人に頼み事をするとき、「自分の要求」を通すことばかりを考えてしまいがちです。しかし、人を動かす、心に響くメッセージは、理路整然と述べる「こちらの理屈」ではなく、「相手を思う熱意」から生まれます。

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