仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、シャロームの会の新年交流会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
不安の厄介なところは、放っておくと、不安が不安を呼び、あっという間に巨大化してしまうことです。「不安であってはならない。」と思えば思うほど、かえって不安にコントロールされてしまうものです。「不安である自分に不安になる」。私はこれを不安の二次災害と呼んでいます。
この二次災害に飲み込まれると、そもそもなんで自分が不安だったのかも分からなくなります。「怒りで我を忘れる」という表現がありますが、「不安で我を忘れる」方もたくさんおられると私は思います。
そんな方に「不安な自分に不安になることはないのですよ」と申し上げると、皆さんハッとなさいます。そして少しだけホッとする。このホッとするというのが大切です。ホッとすると自分で自分の心を再生する力（自己組織化の力）がスイッチオンになります。すると、不安におぼれそうになっていた自分自身を取り戻すことができます。
まずは「不安でいいんだ」と自分の不安を認めましょう。その時に、「私は不安だ」と言うよりは、「私は不安を感じている」と言った方がベターです。「私は、不安だ」だと私=不安になり、不安になり、不安に飲み込まれてしまいますが、「私は〇〇の件で不安を感じている」だと、自分の不安に対して少し客観的になることができます。そして、不安の二次災害から自分を守ることができます。「人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだよ」（チャーリー・チャップリン）
