仙台の行政書士より241127心のメッセージ
みなさんおはようございます。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
『いいサービスを受けたかったら、いいお客にならなければならない』と言った人がいますが、私はなるほどなと思いました。「あの店はサービスがなってない」と不機嫌になるのも、ならないのも、極論すれば自分次第だというわけですが、読者のあなたはどうお感じになられますか?
例えば、レストランに入ったのですが、不機嫌で無愛想な店員さんに対応されたとします。そのことで頭がいっぱいになって不機嫌になり、せっかく目の前に出された料理を楽しめないとしたら残念なことです。不機嫌なのはひとりだけでいいのです。店員さんが不機嫌だからと言って、こちらまで不機嫌になる必要はありません。『店員は客にサービス満点で対応し、私を満足させなければならない』と言う思いが強すぎると、こちらまで不機嫌になる可能性が高まります。
ある方は、忙しくて無愛想なウエイトレスさんに対して、ニッコリ微笑みながらこういったそうです。「わたしは時間があるので、ここでしばらく本を読んでいます。ですから、他のお客さんの対応をした後で、あなたの時間ができたら、私のところに注文を取りに来て下さい」。
そのウエイトレスさんは、大変感激なさって、その方が頼んでいないデザートまでサービスして下さったそうです。『いいサービスを受けたかったら、いいお客にならなければならない』を心していると、単にいいサービスを受けるだけでなくて、こちらの人間性も同時に磨かれて行くようですね。