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仙台の行政書士より11.11心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 とても不器用で、タドタドしくしか話せない落語家がいました。なかなか真打(一人前の落語家)になることができません。結局、数十年も前座をし続けました。
 しかし、落語家を辞めようとは思わなかった。落語そのものを愛していたからです。すると、お客様の方から「(あの人の)落語は危なっかしくて見ていられない。いつもハラハラドキドキ。心配でたまらないよ。私がついてなきゃって、つい思っちゃうのよね。」とその下手ぶりに感動し、その落語家さんに“熱いファン”が生まれたというのです。
 当代随一の宮大工の棟梁が、大工の条件は「不器用」だと言ったそうです。器用な人は、自分の器用さについ慢心してしまい、いいところまで行くのだけれど、その先の成長がゆっくりになってしまう。しかし、自分は不器用だと自覚のある人は、常に謙虚なので、最後まで成長していくのだそうです。「不器用の一心に優る名人なし」。私自身いつも心に刻んでいます。コツコツに優る才能はありません。

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