仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談とメンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
馬には、むち。ろばには、くつわ。愚かな者の背には、むち。(箴言26・3)
黄喜政匠には放蕩生活をしている一人の息子がいました。彼は息子を何度か諌めましたが、息子は聞かず、酒に溺れて学問をおろそかにしていました。ある夜、黄喜は息子が酒に酔って帰ってくるのを見て、自ら門の外に出て、息子に丁寧に挨拶をしながら迎えました。息子は大変驚いて言いました。「お父様、いったいどうなさったのですか。このように正装して私を迎えて下さるとは。」黄喜はことさら慇懃に答えました。「父の訓戒を受け入れない者がどうして息子であろうか。家族でない者が家に訪ねられたのに、迎える主人が丁重にしなければ礼儀に反するだろう。」それを聞いた息子は、大変後悔して行いを改め学問に専心したそうです。
愚かな人はどんなに良い言葉で訓戒しても聞き入れません。しかし一度手厳しい訓戒を聞くならば、気をとりなおして訓戒を聞き入れます。愚かな者は他人の言葉を受け入れず頑固に自分勝手なことをしますが、愛によって訓戒するなら変化します。時には愛のむちも必要です。
あなたは隣人を愛で訓戒していますか。