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仙台の行政書士より11.29心のメッセージ

菊地茂

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 みなさんおはようございます。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 アメリカの有名な讃美歌作者でファニー・クロスビーという方がおられます。彼女の讃美歌は、今もなお全世界の教会で歌われています。
 クロスビーは1820年ニューヨーク州に生まれました。彼女が生まれた直後、お父さんが亡くなりました。そして、生まれて六週目の時に、目の病になり、さらに医師の過ちによって失明をしてしまったのです。医師もその過ちのために逃げ出し、行方不明となりました。
 その後、彼女は、お母さんと近くに住む信仰の篤い祖母に育てられました。その影響から、彼女も信仰を持ち、生涯に六千以上の讃美歌を書いたと言われています。八歳の時、彼女は次のような明るい詩を書きました。
 「私は目が見えなくても何という幸いな身の上でしょう。私はこの世では、不平を言わないことにきめました。ほかの人たちが知らない沢山の恵みを私は味わいます。目が見えないからといって、どうして嘆くことができましょう」と。
 彼女は失明を神様の恵みだと感じ、神様に感謝の讃美歌をつくったのです。さらに幼い時に治療を誤った医師に感謝したいと、後にその所在を尋ねたと言われています。
 彼女の顔はいつも輝いていました。人々が彼女のそばに行くと、その喜びが「感染」したと言っていたそうです。与えられた現実は、実は恵みなのだという生きる姿勢こそ、人生に真の喜びを生み出します。


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