仙台の行政書士より241122心のメッセージ
みなさんおはようございます。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
スポーツの世界に限らず、すべての分野で、基礎体力や基本のないところに、応用ワザはなし得ません。ゴルフでも野球や剣道でも、気の遠くなるような素振りをプロになればなるほど大事にされていることは承知のとおりです。しかし、昨今この当たり前のことが理解されないことが多くあります。
アマチュアほど、早く結果を出したい、早く舞台に上がりたいとばかり願いがちです。しかし、花は枝に咲き、枝は幹に支えられ、幹は目に見えない枝に支えられています。見えない根に関心を持ち、根を深く、強靭にすることが、すべてにおいて良き結果をもたらします。もうすぐ春がやってきます。いっきに桜が咲き、新緑の緑が山々を覆い尽くすそんな季節がやってきます。その感動は、寒い冬にしっかりとその準備をしていたいからこそ、生まれるものです。
現代は、あまりにも結果を急ぎすぎるため、根が弱く、時には、枝に花だけがあって根がない場合もあります。それは、当然、枯れることになります。仮に、今年は花が咲かず、実を結ばなくても、根があれば命がありますから、やがて、実を結ぶ時が来ることを期待できます。
今日も、根を養う、すなわち、日々の小さな出来事をも、心を込めて、基本を忠実に為していくことです。