仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
ある若い奥様が、ガンで余命が短いということが分かりました。打ちひしがれているご主人に彼女は「あなた、私が死んだら、いい人見つけてね。」とは言いませんでした。彼女はこういったのです。「私も天国でいい人見つけるから、私が天国に行っても探さないでね。」とユーモアたっぷりに言ったのです。そう言われたご主人方がギョッとして「え?!」と聞き返しました。すると奥様は、ニッコリ笑って「な~に?今のは冗談よっ。」と答えたそうです。私は、残されるご主人の心を慮るこの奥様の深い愛情にとても感動しました。
絶望に打ちひしがれる時、私たちはつい「なぜ私にこんな事が起こるのか!」と自分のことだけにとらわれるものです。しかしそんな時にこそ、この奥様のように周りの人々への心配りができる人がいます。そうできるのは、その人が日頃いつもそのように生きておられるからです。
そのような人は、たとえ死んでも生き続けることができます。あなたの配った愛の種が、人々の心という畑に根を張り、やがて豊かな実を結び、あなたは永遠に生きるのです。