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仙台の行政書士より9.20心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けし、午後は、国土交通省の立ち入り検査に立ち会いのため、顧問会社にお伺いいたします。

 今日は、佐藤照貴先生の言葉のご紹介です。

 高校2年生になるお子さんが、中学の卒業文集に書いた文章の一部です。「私、“ひがみとねたみ”とかがきらぁ~い!最もみにくい。だってそれは自分が劣っていることを認めて、相手の良い面を否定しているのだよ。そんでもって、そのことわかってないじゃないですか?人を理解するのはムズイ。こころは立体だから、人の“心”は平面じゃなくていろんな面があるんだと思う。私はあの人を物知りとして見てるけど、友はあの人を面白いと見るさぁ。本当のあの人は誰だっけ?全部の面が集まってその人なんだな~。だから心理テストでわかるのはたった一面だけだよん。でもいろんな面があっていいじゃないか!たくさんの面が集まって、優しい球体になっていくんじゃんねぇ?!」(原文のまま掲載させていただきました)
 この文章を読んだ瞬間体中に電気が走りました。15歳で既に、トータルカウンセリング・スクールの理念、「すべてがプラスなのだ」という一元の世界を体現しているのではないかと思ったからです。私はこの“心のからくり”に出会うまで45年かかりました。
 競争と比較の中で生きると“ひがみ”と劣等感を生みます。ひがみの強い人はうぬぼれも強くなります。うぬぼれが強いと横を見て比べて、しかも自分より下の人を探して安心します。他人と比較せず等身大の自分もそのまま受け入れることが「自分に気づく」第一歩です。
 多面的なそれこそ球体の自分を受け入れたとき、私たちは様々な面を持つ相手を受け入れることができます。そんな心の深みを彼女を通して教えていただきました。

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