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一文字リフレーミング

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けし、午後は、シャロームの会でメンバー全体会と心の障がい者の就労支援相談会に出席いたします。

 今日は、髙木裕樹先生の言葉のご紹介です。

 「コップに水が半分」を「半分しか」と考えるのか「半分も」と考えるかで、かなり印象が変わります。「しか」を「も」に変えただけなのに、私たちの認知フレーム全体が変わるのです。他の例をいくつか紹介します。
 ①「今さら」の「さ」を「か」にする。「今さら、英会話」とは言わずに「今から、英会話」と言うとチャレンジしてみようか?という気持ちになります。
 ②「しか」を「なら」に変える。「500円しかない」と言わずに、「500円ならある」。するとあなたの脳は目の前の500円の有効活用方法を考え出します。「自分しかできない」と思うとプレッシャーを感じますが、「自分ならできる」と変換すると、プレッシャーが少しやわらぎ、自己肯定感も生まれてきます。実はこの「なら」は、一文字リフレーミングの「キーワード」の一つで、「奈良(なら)漬けにすると、自然と前向きになれる。」と言われています。
 ③「どうして、算数出来ないの!」と、「どうして」の直後には否定的なフレーズが続きやすいものです。「どうして」の「て」を「たら」にすると、「どうしたら、算数できるかな?」と自然と前向きなフレーズになります。
 ④「て」を「が」にする。「君でいい」と言うより、「君がいい」と言われた方が、相手はうれしいでしょう。一文字リフレーミングは、あなたの「こまった」を「よかった」に変えてくれます。

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