仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請書類の提出のため仙台入国管理局へ行きます。また午後は、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、船本弘毅先生の言葉のご紹介です。
フランスの哲学者ジャン・ギットンは、「学校とは一点から一点への最短距離を教えるところだ」と語っています。教育についての発言ですが、これは人間の生、生き方に深く関わることばだと思います。
人間は自らの出発点と終着点を自由にすることはできません。しかし、この二点間をどう選び取って生きるかという自由は、すべての人に与えられています。出世街道を駈け上がることを目指して最短距離を巧みに走り抜けるのではなく、与えられた時を、大切に、広く、深く、人々と共に、主の前に豊かに生きることが大切なのではないでしょうか。若き日には、若き日の生と喜びがあり、老いた日には経験の上に積み上げられる老いの生の豊かさがあると聖書は勧めているのです。
スコットランドの西岸にあるアイオナという小さな島があります。この島から聖コロンバがスコットランドに渡って伝道したと伝えられ、聖地と人々に呼ばれています。この島にあった古い聖堂は崩れ、廃墟となっていたのですが、1938年、スコットランドの人々が島に渡り、崩れ落ちた石を一つ一つ積み上げ聖堂を再建しました。このことが教会に生命を与える信仰復興の運動になりました。
イギリスに留学中、しばしばこの聖堂で礼拝を守ることができたのは、わたしにとって生涯忘れられない思い出ですが、その入口にあったことばも深く心に刻まれています。
This is the first day of the rest of your life.
今日という日は、あなたの残された人生の第一日目である。