とりなしの祈り

　本日は午前中、宗教法人設立とNPO法人設立に関するそれぞれのご相談をお受けして、午後は、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のそれぞれのご相談をお受けいたします。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　邪悪な計画を細工する心、悪へ走るに早い足、（箴言6・18）

　新生ローマ帝国の皇帝フレデリック二世がサンシス市にいたとき、ある日いつも通りに一杯のチョコレートを飲もうとして隣の部屋に行きました。そこでハンカチを忘れたことに気がつき、寝室に行って取ってくると、天井から一匹の蜘蛛がチョコレートの中に落ちてしまいました。それでフレデリック大王はチョコレートをもう一杯持ってくるように言いました。その瞬間一発の銃声は鳴り響きました。それは料理人が、王を毒殺しようとした計画がバレたと思いこんで自殺したのです。
　他人を害するために謀略をし計略を謀ることは、どんなに隠密に計画をたてたとしても絶対に成功することはできないのです。人間の心を監察され、人の心のすべてお知られる父なる神は、悪の計画で他人を苦しめる者を憎まれて、彼が他人にしたように彼を審判されます。また悪事を計画し、それを速やかに行う人は、根本的に父なる神に背を向けた者であり、父なる神に敵対する人です。私たちは悪人を遠ざけ、いつも善を行うことによって悪に打ち勝つ父なる神の子となりましょう。

　あなたは、父なる神の保護と慰めが必要な人たちのために、とりなしの祈りをしていますか。