仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、一般財団法人設立申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けして、午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてから、シャロームの会の親の会に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生のことばのご紹介です。
あなたが「これはとても気持ちの良い音楽だ」と思われる音楽はどんな音楽でしょうか。
きっと、様々な条件を挙げられることと思いますが、その中のひとつとしてテンポ感を挙げられるのではないでしょうか。実はこの速さは、私たちの鼓動の早さと関係しています。心拍数に近いテンポの音楽を聴きますと、私たちの心臓は約10%位の範囲で無意識のうちにその音楽に合わせようとするのだそうです。そして、鼓動と音楽とがピッタリと合った時に「これは良い音楽だ」と感じ、落ち着くというわけです。
このテンポは「アンダンテ」と呼ばれ、心地よい速さを意味する音楽用語になっています。
また、このテンポは、交響曲の第2楽章でよく使用されるテンポのようです。それは、速い速度の第1楽章で、興奮した気持ちを落ち着かせる役目にもなっています。交響曲の構成が、殆どこのような形になっているのは、作曲家たちが、経験からこうした形式を作り上げてきたからのようです。
私たちそれぞれの鼓動に合わせた音楽、それは、ひいては皆さんの人生の歩みの一歩一歩とも言えるのではないでしょうか。あなたのペースで、あなたならではのアンダンテを奏でながら、焦らずに今日も歩まれますように祈りつつ…。