仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてから、夕方にグループホームの夕食会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。
“怒り”とはとても興味深い感情です。自分がそういうことで腹を立てているのか、客観的に観察してみると、自分に対する様々な気づきが与えられます。
来月、来日されるスティーブン・ハグリー先生が、“怒り”について興味深いことを語っておられます。「極論を言えば、もしその人が何かに対して『怒り』が出てこないとするならば、そのことを重要視していないからかもしれません。『怒り』とは、その何かに対して、気にかけているからこそ湧いてくるものではないでしょうか?」。
自分にとって関心事であるからこそ、そこに“怒り”が湧くのだと言う先生の洞察力は、的を得ていると思います。我が子に“怒り”が湧いたり、夫や妻に“怒り”が湧くのは、自分の家族が、自分にとってとても重要であり、関心事だからです。
そういう視点で“怒り”を見てみると、“怒り”は自分の関心事を教えてくれる精巧なセンサーということができます。自分でもびっくりするほど、何かに対して“怒り”が湧いてきたとしたならば、「あなたの重要視している関心事は、これですよ」と、“怒り”が教えてくれているわけです。イライラしたら、「自分の関心事は何だろう?」と自分に問いかけてみましょう。意外なことを重要視している自分に出会えます。