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気合いが入らないときは?

菊地茂

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 本日は午前中、永住許可申請等の申請のため仙台入国管理局へ行き、午後はシャロームの会で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「気合いが入らないときは、気楽にいこう」。やる気が出ないとき、私が自分に語りかけている言葉です。やる気が出ないとき、気合いの入らないとき、その自分を責めて叩いて、空元気で物事を乗り切ろうとすると、心がオーバーヒートし、結果、物事もうまくいかないというパターンによくはまります。まさに空回り状態。また逆にやる気が出るまでじっと何もしないで待っていたりすると、さらにやる気も気合いも無くなって、ますます事態を悪くしてしまうこともあります。
 やる気が出ないとき、そこを乗り越えるコツは、そういうときにこそ、あえて気合いを入れないことです。気合いを入れる代わりに、気楽に物事にとりかかってみることです。行動療法では、感情が行動を引き起こすのではなく、行動が感情を引き起こすと考えます。「気楽に少しだけでもやってみよう」とやっていくと、自然なやる気があとからついてくることがあります。やる気のない自分を責めながら、物事を乗り越えようとすると、エネルギーを使う割には、なかなか前に進めず、かえって自己自己嫌悪に陥る危険があります。やる気のないときこそ、自分をいたわりながら、気楽に物事をやってみる。気楽な小さな行動が、大きなやる気を生み出します。

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