イエス・キリストの存在

　本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。（箴言4・25）

　インドに才色兼備の聞こえも高い一人の女性がいました。彼女は王と結婚して裕福な生活をしていましたが、一年も経たないうちに病気で死んでしまいました。残された王の悲しみと嘆きは深く、少しでも心の痛みをやわらげようと、王妃の墓のすぐ横に自分の姿をかたどった銅像を建てました。それから一年後今度は王家を象徴する虎の銅像をその側に建てました。また一年後王妃の霊魂を慰めるために豪華な別荘と、自分の権力を象徴する雄大な城を建てました。あるとき王がよく見ると雄大な城と別荘に精巧な銅像の中心にある墓が目障りになりました。そこで家来を呼んで言いました。「あの墓をよそへ移しなさい。」
　これは作家ウェルスによる短編小説「墓」のストーリーです。人々は父なる神を心の中に迎えて生きていますが、権力、お金、人間的な愛に目を奪われて、いつしかその心の中心から父なる神をどかしてしまうという愚行をします。わたしたちは片時もイエス・キリストから目を離してはいけません。

　イエス・キリストは、あなたにとってどんな存在でしょうか。