仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けし、午後は永住許可申請と国籍帰化許可申請のご相談をお受けいたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
そうでないと、あなたの尊厳を他人に渡し、あなたの年を残忍な者に渡すだろう。(箴言5・9)
古代ギリシアの哲学者プラトンの弟子の中に、美しい海辺に住んでいる弟子がいました。ある日彼は船に乗って海に出かけましたが、大きな荒波にあいました。死の危機に瀕した彼は、なんとか九死に一生を得て家に帰りました。そして海に向かっている窓をすべて塞いでしまいました。これを見た友人は「そんなことをすれば美しい海が見えなくなるではないか。」と言いますと、彼は「いいや。そうしなければ、暖かい春の日には再び海に出かけてしまうではないか。」と答えたそうです。誘惑に負けて悪の巣の中に足を踏み入れた人は、徐々に悪に伝染して最後は滅亡してしまいます。このような人は誰からも信用を得ることができず、他人から避けるべき人物としての烙印を押されてしまいます。人々は彼についての良いことを記憶しません。ただ今の悪い姿に強い拒否感を抱いて彼を避けるだけなのです。このように誘惑に落ちてしまった者の結末は、人々から後ろ指を指され、疎外され、死の危険さえ抱きながら、恥の日を一日一日とただ生きて行くようになってしまうのです。クリスチャンはすべての誘惑を退ける知恵を得て進んで行かなければばらないのです。
あなたは、習慣的に他人を非難していはいませんか。