直したい習慣はありますか？

　本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　あなたに直したい習慣がありますか？その習慣を直す前に、ぜひ試していただきたいことがあります。「その習慣のおかげで、自分が“得ているもの”は何だろう？」と自分に質問をするのです。あくまでも前向きな意味での“得ているもの”です。
　ある方が「自分が直したい習慣は、いつでも時間ギリギリになってしまうこと。」とおっしゃいました。そこで「その習慣のおかげで、あなたが“得ているもの”は何ですか？」と質問すると、その方はしばらく考えて「『時間ギリギリだけど間に合った～』という達成感！」と言われました。思わず、その方もそこに居合わせた私たちも、みんな大笑いしてしまいました。直したい習慣の背後にある、専門用語で言うと「肯定的意図」を見出すと、自分の中に新しい可能性を発見することができます。その方は、自分も意識しないところで、“達成感”を常に求めているもう一人の自分がいることを発見しました。
　そして、次にすることは、その肯定的意図（その方の場合は“達成感”）を「時間ギリギリになってしまう。」という消極的な方法ではなく、別な積極的方法で満たすために、何をしたらいいだろうか？と考えることです。たとえば、「1階の掃除は何時何分までには終わらせるぞ！」等の小さな目標をたくさん作って、日々その目標達成を満たせば、その方は、新しい自分自身を発見するでしょう。直したい習慣にはあなたの可能性が眠っています。